ももクロ秋の2大祭り 男祭り2012 -Dynamism-(12/11/05)


一晩たちました。いろんな意見を見ました。正直見たくなかったのも含めて。
その上で、昨日の終演時点での自分の感想を曲げずにそのまま書こうと思います。
これは、
・当日、幸運にも現地・日本武道館に参戦できた
・(時期的には)猛烈新規
が垂れ流すように書いた感想のような何か、です。
その前提を見た時点でちょっとでも不快になる可能性がありそうな方は読まないほうがいいのかもしれません。

あと、細部はだいぶ端折ってたり単純に書き忘れたりwしてると思うので、細かいとこはナタリーおすすめ。
http://natalie.mu/music/news/79465

***

女祭り会場推しからちょうど1ヶ月。待ちわびた武道館。
ド平日、それも月曜だというのにどうにか都合をつけて昼間から集まってくる仲間達。
仲間達と他愛もない話をして笑っているうちに開場時間が近づいてくる。
ライブに向けての気持ちの高め方も人それぞれで、だんだん無口になってくる人がいたりしたのも面白かったな。

入場は・・・うーん、僕らの仲間内は開場時間ちょっと前くらいに「待機列できてるんじゃない?」と移動したんだけど、案の定その時点でとっくに待機列はできていて、しかも人が山ほどたむろっているあたりには案内がなかった。
開場時間自体は決まっていても、待機列はその前にしっかりアナウンスして作らせておいても良かったんじゃないのかなぁ。
IDチェックは、そうかそんな感じか・・・ってレベル。(まぁ今回は連番させてもらう側だったので僕は出してないんだけど)
今後、AE先行分についてはぼちぼち送付されるはずの会員証(コピー不可)と照合でもいいんじゃないかなぁ、とは思った。それなら転売屋もそう簡単にできないもんね。

そして入場してステージを目の当たりに・・・
「え!?」
「何あれ!?」
同行者Hさんと驚く。アリーナ部全て使う(=アリーナ席ゼロ)とはこういうことだったか、と。
そして何より、「広さ」を感じさせない使い方。もちろん、1階(北西)だったというのもあるんだろうけども。
開演待ちの間、Hさんとの会話の大部分は「ヤバい」「近い」「あつのり」で構成されていたw
あと、僕らの席の周囲の人達はみんながっつり楽しむ・盛り上げる気満々!というアツい人が多そうな雰囲気。更に楽しみに。

開演前、BGMはどことなく男っぽい?曲ばかり。
愛をとりもどせ!」をがっつり歌って喉痛くなりそうになったりな。バカだ。どいつもこいつも俺もあなたもw

そして開演・・・
さしあたりセトリ。ナタリーから拝借&ちょっと編集。

(オープニング・演舞)
00. overture
01. 全力少女
02. 最強パレパレード
03. ピンキージョーンズ
04. 気分はSuper Girl!
05. Believe
06. ももいろパンチ
07. 未来へススメ!

(ハーフタイムショー・極真空手
08. PUSH
09. BIONIC CHERRY
10. 白い風
11. 労働讃歌
12. 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」
13. ワニとシャンプー
14. 走れ!

(ハーフタイムショー・角田信朗「よっしゃあ漢唄」)
15. サラバ、愛しき悲しみたちよ
16. 行くぜっ!怪盗少女
17. スターダストセレナーデ
18. Chai Maxx
19. コノウタ

<アンコール>
20. ココ☆ナツ
21. ツヨクツヨク
22. あの空へ向かって


・・・いつもなら、ライブレポはセトリの1曲ずつに感想書いている。
今回もそうしようかなと思った。でも、書こうとして手が止まってしまった。
なんだか、1曲1曲というよりは、覚えていること/印象に強く残っていることを時系列順に。

オープニング。
向き的には逆となる北側(北西)だったのだけど、南側だったら筆で「男」を書くパフォーマンスはもっとちゃんと見えたんだろうなぁ。
演舞パフォーマンスは文句なくカッコ良かった!
そして、そこからのoverture・・・高まった。最高に高まった。

1曲めは全力少女!・・・長崎行ってない僕としては本当に久々。
てか・・・あれ?記録を辿ると、東武クノの2部は僕、無銭だ・・・だから、ちゃんと会場内で見られたのは初か・・・!
などと思っていたら2曲めにまさかのパレパレ・・・イントロで一瞬考えてしまった。あれ?って。次の瞬間にはパレパレだとわかったんだけど、まさか!?って。
この時点で、なんか凄いことになりそうな予感。それも、確信に近い。
赤推しとしては、夏菜子の調子が良さそうだというのも◎!

まさかスパガが来るとは。ももパンが来るとは。考えてみれば去年も男祭りではこの2曲やってるんだよね。
でも今年は、未来へススメまでの7曲は完全に無印縛り。イントロの度に驚き、Hさんと顔を見合わせる。
てか、なんでももパンで泣いてんだ俺。ももパンPVは最近でもちょいちょい見ることもあり、いろんな想いが頭を駆け巡ってしまった。もちろん、全然リアルタイムじゃないド新規なんだけどもね。
ももパンは、イントロでみんなでれにちゃんを応援w「れにちゃーん!」「れにちゃんがんばれー!」と声が飛んでいた。暖かい。
巡り合わせ悪く見たことがなかった未来へススメも、後から思えばこの流れなら絶対来るんだけど、その場ではイントロ流れて震えが来た。説明は省くけど、この曲にも特別な思い入れがあるので・・・見られて、聴けて、良かった。

ハーフタイムショーの極真空手演武は、素直に凄かった。
ここまでのセトリで既に会場はがっつりテンション上がっていたので、そのままの盛り上がりで見ていたような。
(それが失礼に当たるんじゃないか?という意見もごもっとも、と思うところもあるけど。茶化すというよりは、純粋に「スゲー!」とみんな思ってみていたと思うので、それはそれでいいんじゃないか?と思っていたり・・・)

PUSHから始まる次ブロックは主にZの定番曲。
そんな中で白い風・・・横アリ2日目がLVだった僕としては、これまた念願。
ももクリでは聴けるだろうと思って(信じて)はいたけど、ここでも聴けるとは・・・夏菜子ソロ、ケチャもしてたけど、それよりも聴くほうに集中してた気がする。
いつもより早めの走れ!も良かった。「走れ!は終盤」という最近定着しかけていた固定観念を崩したのは大いにアリだと思う。
ペンラの海、キレイだった。そんな中でステージ上の赤ペンラがしばらく消えてたのは・・・w

角田には驚いた。でも、走れ!でボルテージが上がりきった後だったのでその流れでまた盛り上がる。

そして・・・新曲、サラバ来た!
PVも公開されたし、来るんじゃないか・・・とは思ってたけど。
やっぱり、超カッコいい。コールは・・・まぁ、試行錯誤でいいんじゃない?
かっちりハマらなければ定着しないんだから。Z女とかまだブレブレだもんね。なるたけ良い形におさまればいいな、と思います。

で・・・怪盗。
女祭りに続いてミューホリでも怪盗なしということで、夏菜子の腰の問題もあるし、「怪盗に頼る段階じゃない」的なあつのり発言もあるし・・・と思っていたけど、ここで来た。
えびぞりは斜め後方からしっかり見ました。なんで毎回毎回最高到達地点(一番反ってるとこ)の瞬間が目に焼き付くんだろうな。不思議。

で・・・チャイマ前の茶番w
僕はプロレスわかんないんだけど、しっかりももクロちゃん相手に「プロレス」してくれたな、というか。
内容自体が笑えたし、楽しかったよ僕は。ももクロちゃんみんな、かわいかったしねー・・・。

チャイマは、席が狭いせいもあって?踊ってる人少なかった、なんて話も聞いたけど、僕の席の周りはみんな踊ってたと思う。
それにしても狭かった。特にキツかったのは間奏だなw

そしてコノウタ・・・僕にとって、ファンにさせてもらったきっかけとなった怪盗が特別な存在なのはたぶんずっと変わらないんだけど、コノウタはそれに次ぐ存在になりつつある。
だから、嬉しかった。そしていっぱい泣いた。

アンコール。喉はやばかった。でも、全力を振り絞ってHさんと交互に「アンコール!」と張り上げた。
周りは確かに座ってる人多くてちょっとびっくりしたけど・・・正直、それをどうこう言うのは違う気がする。座りたければ座ってればいいじゃん。立ってやりたいんだ!って人は立ってやればいいんだよ。それだけじゃないの?

あれ、使うんだよね?飾りじゃないよね??と思っていた山車に乗ってのココナツ。
楽しかったー、と思っているところに、久々の・・・長崎行ってない僕としては本当の本当に久々の・・・ツヨクツヨク。もうね、Hさんと肩を抱き合ってしまったよ。ももクロMIX、まだこんなに声出るんだ?と自分で思うぐらいデカい声出た。もちろんれにちゃんイェイ!まで。
最高だ。最高のラストだ・・・と、そこに加えて更に・・・
あの空、来た。来ちゃったよ。
ほんの一瞬、説明が難しい複雑な感情が浮かんだけど、次の瞬間には消えた。今やるべきことは何だ?と。
「世界のももクロナンバーワン」は残った全てを振り絞って叫んだ。西武ドームの時も「今まで立ち会えなかった数々のあの空の分も」って思ってたけど、あの時よりももっとそれが強かったかな。

最後のMC、そして退場。
何度も「夏菜子ー!」「ありがとうー!」って叫んだ。
曲間に夏菜子に声をかける時、僕はいつも何故か途中から「かなこぉ↑↑」じゃなくて「夏菜子ー!」って語尾上げずに叫ぶようになる(あ、曲中のコールは語尾上げでやってるけども)。理由はわかんないんだけどね。
で、昨日は語尾上げなくなったのが相当早い段階だった。何でだろ。やっぱりよくわかんないや。
ただただ、叫んだ。「夏菜子ー!」「ありがとうー!」って。もちろん「ありがとう」は夏菜子にだけじゃないよ。

終演後、7人ほどで飲み。
でも、なんか今日のどこが良かった、って話はそんなに多くなかった気がするな。
それについては「最高だった」「楽しかった」という非常に簡単なワード止まりで、あとはただ楽しく幸せな空気を共有している感じだったかも。
・・・昨日の打ち上げとしては、それで良かった気がするな。なんとなく。

うん、お昼から日付が変わる直前まで、本当に良い日だった。楽しかった。幸せだった。最高だった。
・・・単純な言葉しか出てこないんだよ、もう。良い思い出がいっぱいできた1日だったな。

***

・・・と、ここまで書いて、見返してみたらいろいろ抜けてた。けど、あえてそのままにしとくよ。
だって昨日、「ありのままを書こう」って誓い合ったから。そしてMさんはその誓いを守って第一弾書いたから。
僕のありのままの感想を書いてみました。

で、ここから先はちょいと付け足し的な。

今回、レニー・ハートを・・・というか、曲名アナウンスを切った。
個人的にはそれが本当に大きかった。横アリ初日及び西武ドームでの蛇足感、ハンパなかったもの。
曲名アナウンスやディスプレイでの曲名表示がなくても大丈夫。それは今回で証明されたはず。
・・・もちろんね、まだ試行錯誤なのかもしれないけど。ももクリではしれっとまた曲名アナウンス入ってるかもしれないけど。「ディーノージュンジョー!」とか・・・。
でも、少なくとも今回のライブでは無くて正解だったと思う。だからそれは評価したいよ。

あ、格闘関係の演出について叩く声もあるようで。
まぁ正直、好き嫌いもあると思うんだけども。
・・・というかね、はっきり言って僕、そっち方面に寄るのを危惧してたんですよ。興味ないから、そっち。
だけど、今回は本当に楽しかった。演出も楽しめた。
それは何故か?と考えたら、入れたタイミングが良かったんじゃないかなと。盛り上がった後にその盛り上がりを維持したまま行けるような入れ方だったと思う。そして、そこでちょっと下がったとしてもまた取り戻せるようなセトリだったしね。
横アリ初日や西武ドーム。最近の賛否両論・・・というか批判の声が多かったライブを思うと、「空気が冷える時間の存在」が問題だったのかな、と。具体的な例を挙げるならば、横アリ初日の、のど自慢タイム→指の原と書く人の歌。あの流れは最悪だった。
そういう意味では、学習した結果だと思うんだけどな。あの横アリ初日、正直あそこで一度心が折れかけた人間としては、そう思う。
今回も、入れるタイミング(前後の曲含め)によっては・・・ってことになった気がする。

とりあえず、僕としては最高でした、今回。
もちろん、みんながみんなそうじゃない。だから「ダメだった」って人もいて当然だし。「俺は最高だった」「俺はダメだった」それでいいんだよね。
で、僕は最高でした。ってこと。事実としてそれだけ。
この日会えた人達(ももクロちゃん含む)に感謝。